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ページTOP(開発者インタビュー)
由井啓之氏インタビュー
栗田真二氏インタビュー
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開発者へのインタビュー     (株)BauXar公式サイトより転載
1936年、奈良県生まれ。電気通信大学卒業後、電電公社を経て、オンキョーに入社。周波数の周波数の特性を基にする「周波数理論(フレケンシードメイン)」に対し、時間を中心として、サウンドを忠実に伝達する「時間領域理論(タイムドメイン)」を構築。これを応用した大ヒットスピーカー「GS-1」を開発。その後、アスキー創設者の西和彦氏の支援により、アスキー総合研究所(現アスキー未来研究所)のオーディオ・ラボ所長就任。そして1997年、(株)タイムドメインを設立、世界的な評価を獲得して現在に至る。
(株)BauXar技術開発部マネージャー。
オーディオに関しては学生時代から真空管アンプの自作を趣味とし、自分なりの音作りを楽しんでいた。ただ自然界にある小鳥や虫の発する声音を再現することには限界を感じていた。あるときのタイムドメイン社の由井社長と「Yoshii9」と出会いが生き方を変えるきっかけとなり、それまで勤めていた某大手精密機器メーカーの研究所を退社し、Marty101の開発に携わる。2005年末にMarty101発売、2007年9月には、その上位機種Jupity301を発売。
タイムドメインの理論の世界    由井啓之氏インタビュー
何百万円のアンプやカートリッジでも、「ダメなのものはダメ」
●タイムドメイン理論を開発するに至ったキッカケは?

オーディオメーカーにいた頃、従来の理論を使って開発をしていましたが、なかなか良い音にならなくて、その試行錯誤の繰り返しのなかで何かがおかしいと気づきました。「従来の理論が間違いじゃないか」と。そこからタイムドメイン理論がスタートしました。

オーディオマニアやメーカーサイドは、アンプやスピーカーの組み合わせ次第でいい音が出ると思っています。例えば、お金があって高いアンプを買えば良い音になると思っています。メーカーにいた頃は何百万円のアンプやカートリッジを買ってくれますので何種類も試すことができたのですが、やはり「ダメなのものはダメである」とすぐに理解できてしまいました。オーディオマニアの方でも一生かかってもわからないことが、わかってしまったのです

では、どうしたら良いのかを考えるのですが、そこでタイムドメイン理論に基づいた「GS-1」というスピーカーを創ることになるのです。GS-1は200万円で販売しました。もちろん評判は良かったんです。しかし、万人向けのものではない。それで皆が買えて皆が使える、本当に良い音で聴けるものを20年近く考えていました。
試行錯誤の末、諦めた時にひらめいたもの。それが〈創造〉ということ
●タイムドメイン理論の発想の根源は?

それは今の企業や大学の仕組みではクリエイトできないんです。というのも、改善・改良までしかできないのです。〈創造の原則〉というものがあり、とことんやり尽くす、それでダメなら別の方法を試してみる。そして何度もこの繰り返しをして、最後にギブアップした時にパッと思いつくのです。そのパッと思いついたものは、それまでのものとはまったく違うものになるのです。それが〈創造〉なんですね。そのようなことは世界でも日本の企業でもできません。企業でも大学の先生でもできるかどうかわからないことは、やらせてくれませんよね。また、できることしか、やらないです。そのような環境ではクリエイトというものは生まれないのです。

クリエイトについていろんな方々が本を書かれたりしていますが、最後には〈禅の世界〉だと言ってます。発明というのは寝食を忘れて没頭し、諦めた時にパッとひらめく。ある本に書かれているのは、「あらゆることをやってみたがダメだと諦めた時に思い付きひらめく」、「このひらめきには鋭い喜びがある」、「今までの疑問が一気に解け繋がってゆく」、「押し入れを開けると、そこに重要なものすべてが揃っている」と表現されています。そういった過程がないとクリエイトできないと思うんです。

私もいろいろと試行錯誤し、諦めた時にひらめいたんですよ。改善・改良だけでは、あのような筒型(=スピーカー「Yoshii9」)にはなりませんよね。それがクリエイトですよね。ある意味で突然変異に近いんです。進化がそうですよね。全然違うものが生まれるわけですよ。私は猿が人間になったとは思いませんが(笑)。

すべての人が欲しがる商品というのは〈タイムドメイン・スピーカー〉しかない
●世界中で販売されているタイムドメイン・スピーカーですが、一番反響のある国はどこでしょうか?

どこの国でも良い反響をいただいてます。古今東西、歴史をさかのぼって人種・性別・年齢・国籍など関係なく、すべての人が欲しがる商品というのは〈タイムドメイン・スピーカー〉しかないと言ってもらっています。自然なものや癒されるものというのは、みんな本能的に知ってるんです。

企業見学で中学校の生徒さんが来社した時に感想文を書いてもらいました、「自然で良い音」だとか「感激した」とか、嬉しいことをいっぱい書いてもらいました。中学生でもわかるんですよ。人間だけじゃないですよ、猫や犬だってそうです。赤ん坊に到ってはそれは顕著ですね、不自然なものは本能で警戒しますから。自然であれば安心しますよね。そういう商品は他にないでしょ。食べ物にしても、ファッションにしても、車にしても。(タイムドメイン・スピーカーは)みんなが欲しがるんです。

一番大切なのは〈自然〉であること。従来の理論は〈自然〉ではない
●タイムドメイン・スピーカーに感動するユーザーは、より自然に近づきたい?

そうですね、そういうものを求めているんですよね。

そうそう、誰にも言ったことがないのですが、インドへ行ったときの話です。インドのとある場所で、ものすごく綺麗な場所があるんですよ。そこは河も底まで透けて見えたり、人工物がなく美しい花が咲き乱れたり、鳥たちが飛んでいたりとインドの中でも特に美しいところなんです。そこで、なんでこんなに綺麗なんだろうと考えました。花が綺麗なのは蝶や小鳥を呼び寄せるためですし、オスの鳥が綺麗なのはメスを呼ぶためですよね。そうするとね、小鳥が美しいと思うのと、私が美しいと思うのと同じということになりますよね。これらは利益を求めて作られたものではなくて、生まれた時からあった本能ですよね。このことはとても重要で、生きるために必要なことであって、神様が生きるために与えてくれたことなんです。

今の世の中はそれを忘れています。損か得だけで生きてますよね。神様が与えてくれた大事な本能を無視して生きてるでしょ。これはアカンなと、そういうふうに思ったんです。本能に従ったものだから、みんな欲しがって当たり前なんですよね。だからタイムドメインで癒されるということなのです。

でも、不思議でしょ? 小鳥が美しいと思うのと、人間が美しいと思うのと一緒なんですよ。小鳥と育った環境や、受けた教育はまったく違うのにね(笑)。ただ本能に従っているだけなんですよ。小鳥も人間も美しいと感じるのは一緒です。そんなことをインドに行ったときに思いました。

一番大切なのは〈自然〉であること。従来の理論では自然ではない。だから新しい理論になったわけです。それまでは「周波数理論」の1つしかありませんでしたし、新しい理論に名前を付けなければいけませんので、「タイムドメイン(時間)理論」ということになりました。

 例えば、(コンコンとテーブルをノックして)こういう音を周波数で分析できるとしても、実は何も再現できていないのです。分析と再現では違いますし、そこが間違いだと思うわけです。コーヒーにしてもそうです。タンパク質が何%で、糖分が何%、水分が何%と分析したところでコーヒーにはならないんです。

多くの女性は心から音楽を聴こうとして、男性は音楽を聴いても感動しない
●札幌試聴会の席で、「不快な音は脳の外側で遮断して、
 心地よい音は脳の奥へスッと入ってくる」とご発言されていましたが?


それは心理学でも実験をされてる方がいまして、ある意味では常識になっているんです。ストレスの研究をされてる方などがそうです。脳のどの部分で反応してるか見れるでしょ。

オーディオマニアの男性は、タイムドメインを買うまでは機材にこだわられていて、アンプやカートリッジに固執してました。それは「頭の先」で音楽を聴いてるということです。心から聴こうとしてないんですね。一方、女性は心から聴こうとする方々が多いので、スッと入っていけるのです。ご夫婦でタイムドメインを聴かれた時には、それが顕著です。旦那さんはそれほど良いとは思わないのですが、奥さんの方がすっかり気に入ってしまい、旦那さんは「自分の今までの聴き方が間違ってたのでは」と思うんです。

アンプやスピーカーの組み合わせで良い音だと思っていた旦那さんがどんなにそれの購入をお願いしても、奥さんとしては(従来のオーディオが)自然な音ではないので嫌がるということです。だから、そういう男性は心から音楽を聴いていませんので、音楽を聴いて感動するということはないのですね。

音楽を聴いて感動してたらストレスにならないし、どんどん気分が良くなっていくわけです。タイムドメインのスピーカーは何時間聴いても疲れないですし、何度でも聴きたくなるんです。これはそのことをハッキリと証明してると思います。

●たしかに、オフィスで普通のラジカセからMarty101に替えたら、女性社員からとても好評ですね。

そうでしょ。女性には理屈抜きで聴いてもらえますからね。マインドテストではありませんが、先入観なしに好ましいものは受け入れますし、その逆は受け入れませんよね。我々の製品を女性の方に多く買っていただけているのも当社の意図が実現されているということです。

タイムドメインのホームページには、「今までオーディオに興味のない方にこそ聴いてもらいたい」と書いています。というのも、オーディオマニアなんて放っておきなさいと(笑)。あの人たちは〈旧大陸〉の人たちで、我々は新大陸に〈新世界〉を創っていくんだと。サンプル調査しますとオーディオマニアは100人に対して1人くらいで、残りの99人はオーディオ店に行ったこともないし、オーディオ雑誌も読んだことがないんです。その99人に聴いてほしい、喜んでほしいと思います。いずれあの人たちも旧大陸を離れてこっちに来ますから。理論が間違いだと革命を起こしたところで、世界は変わりません。必ず新大陸にやってきます。

なかには、昔オーディオを趣味にしていた高齢の方もいらっしゃいますよ。昔はたくさん機材を買って、オーディオを楽しんでいましたが、今はもうやっていなくて。それでタイムドメインを知ってから、また音楽を聴くようになったとおっしゃっていただいています。タイムドメインを創った時に、高齢の方に聴かせてみたんです。残りの人生を少しでも楽しいものにしてほしいですからね。そうしたらなんと、感謝のお手紙をいただいたり、生き甲斐ができたとおっしゃってくれて。親子でいらしゃることもありますね。若い20~30歳のお子さんが、昔オーディオをやってたお父さんにタイムドメイン・スピーカーがあると言うと「そんなハズはない、どれどれ」と。で、実際に聴かれて驚かれるということがあるんです(笑)。

中途半端なスピーカーが、〈タイムドメイン〉だと言われては困る
 ●それでは最後に、Marty101のご感想をお聞かせください。

 うちの基準はクリアしています。タイムドメインのライセンス契約を結ぶかどうかは、最終的に私がその音を聴
 いて判断します。実は、意外と基準をクリアしてないのがあるんです。そういうのは契約していません。

 実は、オーディオメーカーはあまりコンタクトして来なかったんです。彼らではタイムドメインはできませんし、も
 し、彼らがうちと契約を結ぶことになったら、今までのお客さんを裏切ることになりますからね。今まで従来理
 論の高価なオーディオを売ってきたのに、今更タイムドメイン理論の新しいスピーカーに切り替えられない。
 だからそういう事情を含めて、オーディオメーカーとしては中途半端なものしか創れないんです。そういったも
 のには一切OKを出していません。中途半端なスピーカーがタイムドメインだと言われては困りますので。


本物の音創りを追求する3年間の苦労の日々  栗田真二氏インタビュー
『栗田さん』ってこんな人 ~ Audio好きの自然人

関東平野の西果て、丹沢山系が連なる自然豊かな地に居を構え20年近く。春には山菜狩り、夏は河原でキャンプ、秋にはキノコ狩りに自然薯掘り……冬は雪の表丹沢山歩きなど。休日の過ごし方には時間が足りないくらい、事欠かない。

オーディオは学生時代から、真空管アンプの自作を趣味とし、音楽を聴くと云うよりも自分なりの「音作り」を楽しんでいた。スピーカも自作していたが、アンプ製作が主であった為、標準スピーカとしてJBLの「Model4343」を用意した。(初任給で頭金、3年ローン…スピーカのエッジ張替えは行ったが、今でも現役)

ところで、山や河原で感じる事なのだが、小鳥や虫の発する「声(音)」はどうしてあんなに綺麗なのだろう?どうして、あんな大きな音を出すのだろう?山で出会う雉の「ケーン‥ケーン‥」と鳴く音は驚くほど大きく、遠くまで響く。鈴虫の鳴き声(?)の中高域の響きは‥‥これらの音を再生してみたいが‥‥ムツカシイ‥‥半ば、あきらめに近い「割り切り」と自分なりに納得していた。

Yoshii9との出会い ~ Timedomain mini/Yoshii9を目指せ

そこに出会ったのがタイムドメイン社の由井社長と「Yoshii9」、キース・ジャレットの「ケルンコンサート」のCDを聞いた時には、鳥肌が立った。あの、気むつかしいキースの神がかり的な、ピアノ即興ライブコンサート。目の前でピアノが鳴っている。キースが唸っている、観客のため息が聞こえる。

こんなスピーカからどうしてこんな音が出るのか、頭をガ~ンと叩かれる思いがした。このスピーカは、あの鳥の声、虫の声を再生できるのでは‥‥

由井社長から「タイムドメイン理論」のレクチャーを受けた。社長曰く「音は波動、時間が音を創る」の言葉に「Yoshii9」の真髄を感じた。

3年間苦労の日々 ~ 塩ビ管試作から製品化までの道のり

そのころ、私は某大手精密機器メーカーの研究所で計測機器の要素研究を行っていた。現場の管理職で仲間と毎日夜遅くまで実験に明け暮れていた。しかしそこには現実的なユーザーの顔は見えず、悶々と時間だけが過ぎて行く毎日。

由井社長を紹介してくれた、日本METの社長から「タイムドメインのスピーカーを作らないか」の一言で、研究所を去ることにした。この時、「Yoshii9」が私の生き方を変えたと云っても過言ではない瞬間であった。

「Yoshii9」は30万円もする高級機、多くの人に「タイムドメイン」の音を聞いてもらう為、10分の1程度で買える本物の音を創る事を目標に置いた。外観デザイン、構想設計、機能試作を日本で行い、生産設計は台湾で行う事にしたのが2003年の春。理屈はわかるのだが、「Yoshii9」の音にならない。

スピーカーボックス、アンプ、電源‥‥中でもスピーカーユニットは時間がかかった。10回位は試作を繰り返しただろう。幸い、部品メーカーは大変好意的だった。「このスピーカーは楽器です。私達は楽器を作ります」とお願いしながら部品メーカーを廻った。試作が出来ると、スピーカーの音を聞いてもらい、「もう少し‥‥此処を‥‥こうしたい」と御願いすると快諾して、応えてくれた。彼らも作ろうとする、「楽器」を理解してくれていたのだ。素晴らしい仲間たちによって育て上げられた「Marty101」は2005年の年末、やっとの事で台北で産声を上げた。

Marty101について
●Marty101の好きなところは?

この質問は「愚問」‥‥全てが好きです。

●どんな人に聞いて欲しいですか?

背広を着て音楽を聴くのではなく、普段着で演奏を楽しむ人。Jazzライブハウスで焼酎のお湯割り(梅入り)を一人で飲むのが好きな人。洒落たワインバーで「サザエさん」の家族構成について薀蓄を語るのが好きな人。野山でボーとして、風や鳥、虫たちの「演奏会」を楽しむ人。

そして、「オーディオ装置」は「楽器」だと感じられる人。「Marty101」は音楽ソースを再生する楽器です。

●Marty101ユーザーとの触れ合い、イベントやmixiでの活動などについて教えていただけますか?

時間の許す範囲、自分で交通費が払える範囲、また、呼ばれれば何処でも出かけます。mixi含め、Mail等々でもお答えします。と、云うよりも‥‥使っている人、興味のある方々の話を聞かせてください。多くの人から愛される商品を創り続けたいと思います。

 ●今後の音創り(開発)については?

 「Marty101」は「Yoshii9」を目指して創りました。が、まだまだ‥‥途中です。より、「Yoshii9」に近
 づけたいと思います。当面の目標は「Yoshii9」です。但し、当社らしさの音は忘れませんが‥‥

 ●Marty101で聞くなら、どういったジャンルの音楽が適していると思いますか?

 意図的に重低音(一般的に自然界には存在しにくい音)を再生したい加工音楽、以外は対応出来
 ると思います。音圧(風圧)を身体で感じる必要のあるジャンルは、少々不向きです。アコーステッ
 ク楽器を使ったライブは最も得意かな‥‥ クラッシックの室内楽、PAを使わない小編成のJazzのラ
 イブ、民族楽器・音楽‥‥美空ひばりの演歌も‥‥聞いていて涙が出ます。

 
●Marty101は映画も楽しめるそうですが、どんなジャンルの映画がおすすめですか?

 人の声、息遣い、足音、雨の音、風の音…などなど繊細な音で映画を演出しているDVDは良いと
 思います。


●試聴室の展開についてですが、試聴者からの感想はいかがですか?

「Marty101」は聞いてもらう事が一番です。いつでも試聴出来る場所を、全国展開する必要があります。インターネット等で「Marty101」を知ったお客さんが、試聴して納得できる環境を作る必要があります。現在、当社は試聴販売いただけるお取扱い店を募集しています。定期的なイベントを一緒に開催してお客様のご意見をたくさんお聞きしたいと思っています。

「Marty101」の音を聴いて頂いたお客さんからは、まず「意外ですね」と云われます。外観、大きさから似つかない音をご評価戴いています。大変ありがたい事だと思っています。